おとーさん成長日記

娘を溺愛する新米お父さんの子育て奮闘日記です

個人的書籍所感 ④母ちゃんのフラフープ

最近連発している個人的書籍所感の第4弾です。

 

今日は、ロンドンブーツ1号2号の淳さんによる本。

最愛のお母さまを亡くされたことをテーマとした本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはまた機会があればまた書こうと思うのですが、実はみやひん、最近死にまつわるような本を結構選択して読んでいるんです。死というか、短い人生をどう有意義にすごすべきというか。まぁ、でもその話はまた今度ということで。

 

 

 

さて、この本では元看護士のお母さまが、肺癌になって、亡くなるまでのご家族(淳さん)の心の葛藤が描かれています。

もちろんロンドンブーツ1号2号の淳さんの本ですので、どうしてもある程度の先入観はある上での読書になってしまうのですが、ただ、できるだけ淳さんとしてではなく、一人の同世代の方が書いた本として理解しようと心がけて読みました。

 

 

まず、この本は淳さんのこれまでの半生記となっているのですが、本当に文章構成のうまさにびっくりしました。

もちろん、プロの校正者が入っているのは重々承知はしていますが、それを差し引いても、本当によく書けていると思いました。

やっぱり、地頭がいいんでしょうね。文章を論理的に書くって、すごく難しいことだと思うんですよ。素人が思いつきでは中々できることではありません。

読んでいて論理構成にひっかかりがなく、スムーズに最初から最後まで読破できてしまいました。

 

 

この本のメインはお母さまが延命治療をされないと希望されて、それを受けてのご家族の心の葛藤だったり、死への向き合い方だったり、たぶん淳さん自身も今も正解にはたどりついていないんだとは思うんですけど、みやひんも他人ごとではなく、当事者の一人の気持ちで感情移入して読ませていただきました。

幸い自分はまだ両親は健在ですけど、年齢的にもいつ何があってもおかしくはないですよね。そしてそれは、少し先なのか後なのかというだけの問題であって、自分自身も例外ではないです。人間の一生って、本当に短いし、かつその期間が全く予想できない(突然終わりが来ることもある)です。最近とみににそれを実感しています。

時期は予想はできないけど、来ることだけは絶対に決まってるんですよね。

100%来るにも関わらず、それについて考えることも、話すことも、避け続けている。

 

みやひんだけではなく、多くの皆さんもそうなのかなとも思うのですが、少なくともみやひんは本当にこれまでその手の話は考えるのも避け続けていました。

でも、避け続けていると、逆に、残された時間を有意義に過ごすことは絶対にできないんです。そのことに、最近やっと少しきがついてきました。

 

 

このテーマの話は奥が深すぎて、ここで書ききれる話ではないですし、この本を読んだだけで結論がでるわけでもないので敢えてこれ以上は書きませんが、逃げずに定期的にこういうテーマの本を読むことは、やはりとても大事なのかなと思いました。

 

 

 

また、最愛のお母さまの死に向き合うという、そのメインテーマにももちろん心を動かされるのですが、一方で淳さんの半生記も非常に興味深く楽しく読ませていただきました。

色々チャレンジしたり失敗したりを繰り返したり、バイタリティ溢れる人生を送っているのは、同世代の一人としてあこがれるばかり。

レールを敷かれている人生を歩んでいるだけの自分がちっぽけに見えます。

 

また、長い反抗期?の淳さんとご両親との掛け合いは、小さな娘をもつ親であり、かつ高齢者の親をもつ子である自分にとっても、家族との向き合い方を考える本当に良いきっかけになりました。

 

 

この本、仕事の合間(休み時間)に読んでいたのですが、涙をこらえられなくなる程心を揺さぶられました。芸能人云々は全く関係なし。良本だと思います。